ベジタリアンとは?
野菜ばかりで生きて行けるの?
(ベジタリアンに対する大きな誤解)
「ベジタリアンとは野菜ばかり食べる人のことを指す?」

・・・と世間では思われていますが、これは大きな間違いです。ベジタリアンを菜食主義と訳するのは間違っています。

ベジタリアンのベジタはベジタブル(野菜)から由来する言葉ではなく、VEGETUS(ラテン語で活気有る・生命力に満ち溢れた)と言う語源から来ています。よって、野菜ばかり食べる人をベジタリアンと言うのではなく、ベジタリアンとは健康で活力ある人と言う意味です。

健康で活力ある人間になるために身体に悪いとされている肉食を避けている人がベジタリアンです。肉食をしていなければ、野菜を食べていなくてもベジタリアンです。

◆百科事典ウィキペディアより◆
ベジタリアンとは、宗教・思想上または健康上の理由などから「動物を屠殺、もしくは傷付けて得られる食品」を食べない人々のこと。その思想をヴェジタリアニズム(vegetarianism)、 ベジタリアン主義という。

ヴェジタリアニズムを支持する根拠
上述の通り、ヴェジタリアニズムは不殺生、および健康増進という二つの考え方から発しているが、また次のような点も指摘される。

肉食には、動物の飼育が伴うが、牧畜はエネルギー効率が悪い。穀物や牧草を家畜の飼料に回して得られる食肉より、同じ土地面積に、人間が直接食べる農作物を作付けした方が、遥かに多くの人を賄う分の食料を生産できる。つまり牧畜は世界の食料不足(飢餓)を増大させている。 現在の牧畜・養鶏のシステムは、工業化されすぎて自然に反している。伝染病の危険が増大し、またその予防に大量の抗生物質などが使用されて食肉に残留する。これらが健康に影響しないとは言いきれない。

過剰な肉食は、生活習慣病などの危険性を上昇させることが指摘されている。 人間は肉食を必要としない。豆類、芋類、穀物などを積極的に利用することで、健康に生きていくのに必要な栄養は充分に摂取できる。

人が肉食をやめられない理由の一つに、肉を食べることにより、脳内でアーナンダミドなどの快楽物質が分泌されることが挙げられる。これは要するにドラッグによる依存症と同じ仕組みである。

人は肉を食べることで攻撃的になる。もちろんアドルフ・ヒトラーの例もあり、肉を食べない者すべてが穏やかで平和的とはい難いが、全体的な傾向として。

スーパーマーケットで加工された食肉を買って食べるだけでは生命の大切さはわからない。

自分で食べる鳥獣を自分で屠殺できるか。また、それができない者が無思慮に肉食をして良いのか。

以上、それぞれ異論もあるだろうが、これらが一般にヴェジタリアンの思想として語られる主な事柄である。
インターネット百科事典ウィキペディアより引用
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