《仏教》
地獄絵図

地獄絵をごらんになったことがありますか?鉄のこん棒を持った大きな鬼が地獄に落ちた人を熱湯へ落とし、あの状況はまさに今の人間が動物にしている事です。この世の中に地獄というものがあるならば、農家の家畜も含め(屠殺のやりかたは同じなので)今の産業動物の世界がまさに地獄をそのまま再現した世界だと思います。

ジャングルの動物たちは厳しい生存競争がありますが、畜産動物はジャングルでしとめられる動物とは違い、解体を決められたら飼育されていたその場所で即死するのではなく、
トラックにゆられて屠殺場へと長い旅が始まります。

そして屠殺スロープにはいるようにと電気棒で追い立てられ仲間が殺される瞬間をその目で見、死ぬ前には恐怖のクライマックスを経験します。

その間の出来事はまさに地獄絵図そのものです。人間の飽食のために動物達はこのような地獄の苦しみを味わっています。
◆地獄絵を見てみる
(家畜の屠殺場面に関してはビデオの《畜産動物の一生》をごらんください)

六道輪廻
これは仏教で言う六道輪廻とはといい、今の行い次第では来世は因果応報の法則にしたがい、相応の世界に生まれていくということです。
仏教では解脱(六道輪廻から脱出すること)を目指すことから肉・魚を断っている人が多いのです。

六道輪廻=わたしたちは前世の行いいかんによって魂が「修羅界」「畜生界」「人間界」「餓鬼界」「地獄界」「天上界」をめぐること。
因果応報=したことはかならず返って来るというの宇宙の法則 。
実際、魚釣りが平然と行われてます。ましてや動物は、精神的なケアは100%無視され、屠殺までの恐怖、死の苦しみ、断末魔のけいれん・・を余儀なくされます。人間に、“ほとけごころ"があるならば、生き物に対してこんなことをして平気でいられませんね。そして輪廻転生を信じるならば、どんなよい事をしていても肉食しながら来世が必ず人間になって生まれてくるとは思えません。 肉食をしていればこんどは肉食される・・。思い改めなければ次は畜生界かもしれません。仏教では因果応報と言い、殺生をすれば今度は殺生されるという順番が回って来ます。地獄ではそれを何度も何度も繰り返すそうです。
肉食される方は生命倫理面を知る意味でも、屠殺場の見学は意味ある事だと思います。
屠殺の実態写真を見る
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